神奈川県川崎市宮前区

初午(はつうま)

2020/01/17

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年中行事

令和(2019〜)

年の初めの「午(うま)の日」を初午といいます。この日は全国的に「お稲荷さん」を祀る日と

されているようです。2020年は2月9日です。


私の生まれ育った地域でも、初午の日には朝から赤飯を炊き、お稲荷さんの祠に捧げます。

土橋神社では「初午祭」が行われ、家々でもお料理を囲んで直会(なおらい)が行われ

ます。(我が家での様子は映画『オオカミの護符』に記録されています)

1.土橋神社では、前日の夕方から始まる「宵宮」で、正月のお飾りやダルマなどを

  集めて「お焚き上げ」が行われます

2.家々では、朝、赤飯を炊き、煮しめ、油揚げのお菜を作ります

  赤飯は重箱に詰め、南天の葉をあしらいます。*南天→難を転じる

3.藁づと(つとっこ)に赤飯を盛り、油揚げを乗せて家のお稲荷さんの祠に捧げます

     *同じ村でも榊の葉に赤飯を乗せる家もあります

  *赤飯と共に炊く「豆」も、我が家はささげですが、小豆の家もあります

  ささげは、「腹が割れない」ということで、武士が好んだようです

4.土橋神社では「初午祭」が執り行われます

5.近所の講中や親せきなどが集まり、お料理を囲んで「直会(なおらい)」が行われます

6.お赤飯は折詰にして、直会に来られなかった方に差し上げます

  *胡麻塩を入れる小袋を半紙を折って作ります(特別な折り方があります)


*我が家の「お稲荷さんの祠」は、もともと向かいの山にありました。

 昭和40年代に始まった大規模な開発で山が切り崩されることになり、我が家でお預かり

 することになりました。

 初午は「お稲荷さん」のお祭りということで、稲荷ずしを作るお宅も多いようですが、

 我が家では赤飯です。

 関東や東北では、山の神やオオカミに捧げるのが「赤飯」です。

 かつては山に置かれていた「お稲荷さん」も、元来は山の神様だったのかもしれません。

写真

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獲得地域遺産

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2020/01/19

小倉 美惠子さんの投稿