10月初め、森が隣接している草原に子供達を連れてお散歩に行った時のこと。一緒にいたウクライナ人の友人が何か気づいたように、急いで落ちているものを集め始めました。よく見たらとても小ぶりの栗。その森の一角は栗林で、あたり一面に栗が落ちているのです。もう1人のイタリア人の友人も喜んで、みんなで熱心な栗拾いが始まりました。もちろんそれぞれの子供達も手伝いました。袋いっぱいに拾った栗は、私は茹で栗にしたのですが、イタリア人の友人はハーブと煮て、ウクライナ人の友人はハーブと一緒に焼き栗にしたそうです。
それにしても、私たちが熱心に栗拾いをしている時に、あまり興味なさそうに通り過ぎて行ったイギリス人たち。スーパーで剥き栗が売っていますが、わざわざ拾って調理しようとする人たちは少ないようです。(そのおかげで沢山拾えたのですが。)
10月末には、子供達のイベントハロウィンがありました。イギリスでは、農場がかぼちゃ畑を開放したり、ハロウィンにちなんだイベントがあったりします。かぼちゃ販売コーナーでは、おばけのランタンにするのとは別に、日本のものと似ているかぼちゃを見つけて食用として買いました。カボチャを彫ってランタンにするオレンジ色のカボチャは、水っぽく、食用とは言い難いのですが、私の買ったカボチャはホクホクして甘く美味しかったです。
そこで一緒に買ったくるみは、1カ月置いて乾燥させてから食べたほうが美味しいと書いてありました。そろそろ食べごろでしょうか。殻を割ってみるのが楽しみです。

“建てもの” の 向こう側には 諏訪 がある
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ものがたりをめぐる物語
ヨーロッパ イギリス、ハートフォードシャー
2025/12/01
三惠子様
ハーブは、二人ともローズマリーやローリエなどを使ったようです。私も栗とハーブが結びつかなかったので、新鮮でした。
多くのイギリス人が栗を拾わないのは、たぶん面倒だからということと、落ちているものを拾うなんて、という考えもあるのかもしれません。私が、ブラックベリーを積んでいた時も、通り過ぎる人にちらちら見られました。以前脇道のローズヒップ木から実を積んでいたおばあさんがいましたが、あの人はイギリス人だったのか疑問です。
そういえば日本にいる母の友達が、昔、銀杏を拾って洗ったものをたくさん持ってきて下さったことを思い出しました。においを我慢しながら拾ったと仰っていましたが、中身は翡翠のような澄んだ緑色の、おもちのような食感のとても美味しい銀杏の実でした。