ヨーロッパ

紅茶の老舗のクリスマス

2020/12/16

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年中行事

令和(2019〜)

多くのヨーロッパの国々にとって、クリスマスは日本のお正月ぐらい大切な行事です。

 

日本では、もちろん敬虔なキリスト教信者にとっては大切な行事ですが、

多くの人たちにとっては、子供達の楽しみであったり、デートや飲み会の理由付けであったり、

もしくは全くクリスマスとは無縁のごく普通の仕事の日であったり、

海外の家族で過ごす厳かな行事とは、少し意味合いが違う気がします。

(少なくとも私が日本にいた14年前まではそうでした。)

 

日本で生まれ育った私には、イギリス人のクリスマスに対する熱意は驚くほどで、

大人もプレゼントを送りあい、クリスマスカードは幼稚園や小学校の子供でさえ、

何十枚もカードを書いたりもらったりします。

クリスマスジャンパー・デーには、子供達がクリスマスのデザインのセーターを着て

学校や幼稚園に出かけたり、Nativityと言ってキリストの降誕の物語をお芝居で発表したりします。

クリスマスのパントマイムはこの時期特別にある舞台で、子供を笑わせるネタと、子供達には理解できない

大人向けのジョークもところどころに織り交ぜてあって家族で楽しめる仕組みになっています。

 

今年はコロナで、人と会うことが制限されて来ましたが、ジョンソン英首相はクリスマスのために

早めのロックダウンを実行し、クリスマスは3家族で過ごせる策を提案しました。

ロックダウンが終わりまた感染者が増えている中、さらに明日からロンドンや該当地域の

規制を厳しくし、クリスマス期間を楽しく過ごそうとする意気込みは、相当なものです。

 

私はクリスマスに関しては、やはり文化の違いのせいか彼らと比べると少し冷めている気もしますが、

クリスマスの日(25日)とその翌日(Boxing Day)は電車もろくに走っていないし、多くのお店も

閉まっているのでクリスマスを意識しないわけにはいきません…子供がいる現在はなおさらです。

 

イギリス人ほどはしゃぐことはありませんが、本格的なクリスマスの街の飾りつけや雰囲気はとても好きです。

 

先日は、娘の通う土曜日の日本語学校がロンドンなので、待ち時間(3時間半もあります)の間に、

ピカデリーにあるFortnum & Mason (フォートナム&メイソン)まで行きました。

 

建物全体が、12月1日からクリスマスの25日までをカウントダウンする、アドベント・カレンダーに

なっていて、クリスマス限定でブレンドされたクリスマスティーや飾り付けに、一瞬の夢心地でした。

コロナが本格的に始まった3月ごろから、ロンドンの街に来ること自体が久しぶりだったので、

やはり美しいものを見ると心が癒される事を実感したのでした。

 

ちなみに、このフォートナム&メイソンは1707年から313年も続く歴史のある王室御用達の老舗で、

紅茶の他にも高級食材や食器などが売っています。ここのお買い物袋も人気で、ジュートバッグや

布のエコバッグがあり、壊れたら無料で交換してくれるそうです。

アフタヌーン・ティーなどを楽しめるティー・サロンやレストランもあるのですが、この日はロンドンのコロナ規制

で空いていませんでした。

 

ご興味がある方は、Webサイトで雰囲気だけでも味わってみて下さい。

https://www.fortnumandmason.com

 

 

写真

クリスマス限定の紅茶とビスケット
お店の中は遊び心のある巨大な商品のディスプレイ
ショウウィンドウ
カラーパレットの様な調味料の容器
ショウウィンドウ

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