この2ヶ月、子供達と一緒に毎日のように森に行っています。
住宅街の脇道から一歩森に入ると、小鳥のさえずりしか聞こえません。
枝がこんがらがった木や、もう朽ちてしまった老木に虫のアパートができていたり、
いもむしとアリの闘いを見たり、どこかの彫刻家が彫った木の椅子があったり…
毎日来ているのに発見があります。
どこかの誰かが作ったブランコは、子供達の大好きな場所です。
それから、人々が石に絵を描いて森に置くというプロジェクトがあって、
私たちも参加しました。見つけてもらった石が、たまにコミュニティの
ウェブサイトに登場することもあります。
大きな枝を集めてテントを作ると、森を訪れた子供達の手によってどんどん大きくなっていきます。
湖のほとりでは、白鳥が卵を温めていたのですが、今は2羽が元気に泳ぎの練習をしています。
一羽は死んでしまい、2つの卵は孵らなかったようです。
今日もこれから森に行きます。どんな発見があるでしょうか。
大田区
2020/06/26
身近なところに、こんな素晴らしい森があるのはうらやましいです。石に絵を描いて森に置いていくプロジェクトも素敵ですね。私も今、都市の中の小さな「コモンズ」づくりと人同士がむすびつくコミュニケーションツールの開発にとても興味があって、目下、勉強中です。