北アメリカ

ミドルトンプレイス 

2020/02/23

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遺物・遺跡

江戸(1603年〜1868年)

北米 プランテーション

アメリカ東南部サウスキャロライナ州チャールストン近郊にあるミドルトンプレイスはアメリカ南部のプランテーションが観光地として保存されたものです。プランテーションというと黒人奴隷を使った綿栽培の農地を想像してしまいますが、実際に行ってみると自給自足の経済を持つ独立した植民地の共同体でアメリカの国としてのブループリントであったことがわかります。アメリカが建国後急速に大国としての基礎整備を短期間にできた秘訣がここにあると理解できます。自給自足の共同体として農作物だけでなく。生活必需品の全てを原料から加工まですべてを内部でやっていたのです。現在のミドルトンプレイスではこの自給自足のためのワークショップをデモンストレーションで再現してくれているので製鉄、機織り、脱穀などの作業を実際に体験できます。アシュリー川を望む高台に作られたのはその景色の壮大さを誇るためだけでなく川を登ってくる敵を発見するための防衛上の理由もありました。本屋敷は残念ながらすでに災害で失われていますが、英国式の様式美溢れる庭園は今でもそのままに保存されており千年を超える古木と共に当時の隆盛を物語っています。黒人奴隷はアフリカから連れてこられてきたわけですが、プランテーションが発展するに連れ、能力のある者は重要な存在になりかなり良い生活をしていたと聞きました。しかし南北戦争で解放されて無職になり低所得者になってしまったとのことです。リンカーンはアメリカを工業化するために南部に蓄積されていた富を吐き出させるために奴隷解放を口実に国内戦争を仕掛けたというのもまた歴史の一面であった事を実感できました。アメリカ南部と言っても東海岸側にあるチャールストンは南米、カリブ海そしてニューヨークを結ぶ湾岸都市であったので洗練された文化が早くから花咲いていたのでいまでも食べ物や音楽など非常に洗練されていて、とくにシーフード料理の素晴らしさは語りきれないほどで、ニューヨークの一流料理人たちも新鮮な食材をもとめてチャールストンに移ってくるほどで、素晴らしいレストランが多く、東南部料理を洗練させた伝説の料理人、ショーン・ブロックの店「Husk」に行きましたが、地域の作物を大切にし伝統を踏まえた上で大胆な新しさを加えた料理には大きな感動を覚えました。

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