地域 長野県諏訪市

【2025/04/26~2025/05/24】一枚の畑@諏訪

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植物・農作物

令和(2019〜)

20250426 カチカチに戻った!

先日、鍬で耕してふかふかにしたつもりだった畑だが、一週間経つとまたカチカチの土に戻っていた。私が行ったことは土からしてみれば、大胆な土木工事であり、土の性質を変えたわけではなかった。

 

20250428 播種

そんなカチカチで保水力が無くサラサラの土に種を植えた。植えたのはスナップエンドウ、赤リアスからし菜、二十日大根の種。こんなところに植えて大丈夫だろうか、、と不安になりながら、芽を出してくれることを願って土を被せた。

 

20250506~20250510 発芽

インターネットで調べると「二十日大根の発芽日数:3~5日」「スナップエンドウの発芽日数:6~10日」などと書かれているが、その日が来ても芽が出なかった。播種の仕方が悪かったのだろうかと不安に思っていたところ、ふと畑に目をやると二十日大根の芽が出ていた。昨日まで真っさらな土地だったのに!

その数日後、スナップエンドウも重そうな土の塊を持ち上げて芽を出した。重力に負けない植物の力強さを感じた。

人参の種も播いた。

 

20250514 虫食い

順調に育っていると思っていた二十日大根だがよく見ると葉っぱが虫に食われていた。どんな生き物がこの葉っぱを食べたのか、、虫たちにとってこの葉っぱのどんなところが魅力的だったのだろう。

 

20250518 コンポスト

この日からコンポストを始めた。私が畑をやりたいと思った理由の一つがこのコンポストだ。枯れ葉やキッチンから出た野菜くず、卵の殻、コーヒーかすなどを土と一緒に混ぜて熟成させて肥料をつくる。水分調整や悪臭、虫の予防に米ぬかを入れると良いそうだ。米ぬかなどどこで手に入るのだろうと思っていると家族がコイン精米機に行くと無料でもらえることを教えてくれた。早速、袋いっぱいに米ぬかをもらいに行った。

コンポストができあがって畑の土に混ぜてみる日を想像してみた。ここにある土は岩石だけでできているのではなく、今を生きている生き物たちや今はいない生き物たちとの相互作用の末に存在している。いずれその相互作用に私も加わらせてもらおう。はるか遠くの土地で育ったコーヒーのかすを混ぜ込んだ土はこの土地に馴染むのだろうか。

そしてこの日から野菜くずや卵の殻、コーヒーかすをゴミ箱に捨てずにコンポストに入れる生活が始まった。意外と家族にもすんなり受け入れられた。我が家の暮らし方が少しだけ変わった日でもある。

その他に、カボチャ、落花生の種を植えた。

 

20250524 

今日は初の収穫物を食べた。間引いた二十日大根の葉っぱだ。すでに根の部分が少し赤く膨らみ始めていた。お味噌汁でいただきました~

 

一か月を通して感じたこと

・思いのほか雑草が生えず、植物が根付かない土なのかと心配になる

・思いのほか発芽がゆっくりのんびりで心配になる

・そんな心配をよそに気がついたらめきめき成長している

・畑を観るのが毎日の楽しみになっている

 

結葉

写真

耕したばかりの土地はふかふかだったが、しばらくするとカチカチに戻った
真っ青のスナップエンドウの種に驚きつつ播種
人参の種は思いのほか小さく薄い
重そうな土を持ち上げるスナップエンドウ
どうして蜘蛛はこの小さな足跡に巣をつくろうと思ったのか
虫食い
コンポスト
畑に長らくいたネギも入れた
小さい頃、精米所に行ったことを思い出した。懐かしい匂い。
毎日こんなにコーヒーを混ぜて大丈夫!?
土手カボチャレース出場に向けて播種
この植物はなんだろう
2025/05/24

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