地域 神奈川県川崎市宮前区

【2026/5/16】一枚の畑から海へ

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植物・農作物

令和(2019〜)

野草しらべ

前回作った「野草酵素シロップ(後に「土手と風」と命名)」を振る舞うところから一日が始まりました。
「ん、意外にいける!」「後味が草っぽい。。。」など、正直な意見を交わしながら、「とはいえ健康に良いと言われているから!」となんとかおさめる私がいました。(笑)

 

野草への興味は飽き足らず、畑に立ってはまた先月とは違う野草が生えているのを見つけます。
野草が花を咲かせているからこそ、先月とは違う野草だと分かります。やはり花は種(しゅ)を同定するのに大きな目印になります。他方で、先月花をつけていた野草は種(たね)が大きくなったり、実をつけていたりとこちらも違いを見せていました。ひとつの野草をとっても、時期によって姿が違います。作物と全く同じだなぁと思います。考えてみれば同じ「植物」なので当然ですが、食べれるもの、育てているものとしてカテゴライズしているのは人間だけであると改めて気が付きました。農はどこまでいっても人為的であるけれど、自然と人為の境界で、そのせめぎ合いを体現し、楽しんで、しかも美味しい、そんな農のかたちがあると思います。

 

今回のもう一つの発見は、野草の「旬」です。押し花にしようと朝に摘んだ野草ですが3時間も経つと花が閉じてしまっています。それもそのはず、調べてみると朝にしか花を咲かせない野草でした。また、夕方に畑にでると、朝には見られなかった花が咲いています。調べてみると「小待宵草(コマツヨイグサ)」という夕方にしか咲かない花でした。野草は奥深い!と改めて感じた一日です。

採集した野草を押し花にして乾燥させてみましたが、肝心の花の色が上手く出ず、改良の余地があります。記録の技も観察と同時に磨いていかなければ、です。

 

今日の汁講

今日の人寄せのふるまい「汁講」は、ブリしゃぶです。九州の汁は、海の味。贈りものとして鹿児島から多摩市にやってきたブリの半身は、この日谷戸の家で食べられようとしています。背中側と腹側に捌かれた、ブリの半身。その盛り付けは、小倉さんが手をかける「谷戸の庭」の葉や、畑のエディブルフラワーで他のメンバーが華やかに仕上げました。汁講は「家の汁」を振る舞うことが掟ですが、みんなで食べるからこそできることがあります。


「汁」はい言えば北海道・余市の昆布でとった出汁のみ。最もシンプルな汁講になりました。それはもちろんブリの味を引き立てるための出汁です。あっさりしている背身の歯ごたえと、脂ののった腹身を交互に食べる幸せは、この日の一番の印象に残っています。畑では食べられない海の味!締めはラメーンで、出汁までいただきます。

遠い九州の海と人を想像して...ご馳走様でした!

 

松田理沙

写真

野草酵素ジュースと手づくり草餅パフェ
ジャガイモ
順調です
土手に咲く花
上手く根付きました。土手に合う花を探したいです。
小待宵草
すてきな名前。宵を待つ頃にしか咲きません。
贅沢なブリとそれを引き立てる谷戸の庭からの贈りもの
そら豆、にんじんの葉、にんじん
畑の収穫も忘れずに
みどりの図鑑(仮)
畑の野草を図鑑にしたい試みです!
2026/05/24

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