私の今年の一枚の畑の目標は「土を知る」ことです。
土は、土地や家によって異なる。種はその土に馴染むように変化していく。土というのは興味深いなぁと思っていました。そしてこの畑の土を知った上で、より生物が生きやすいような豊かな土にするにはどうしたらよいのだろうか。そう思っていました。
土の中の状態を知るには、作物の葉を見ると良いと聞いたことがあります。自然農を始めてからこの畑に生える野草は変わったと聞きました。
初めの一歩に、この畑に生えている野草を採集して調べて、野草図鑑をつくろう。現在の土がどのような土なのかを理解するところから始めてみようと思いました。春になり、畑のエネルギーが太陽によって解放された現在の畑は、野草が花を咲かせています。ちょうど、植物を調べるにはちょうど良い時期です。
ざっと採集して19種類の野草が。特定の野草が優位に生えているあり、何か土が異なるのだろうかと疑問に思います。そんなことを手がかりに野草マップを作ってみたいとも思いました。
それぞれ名前を特定して、まずは食べられるのか食べられないのかを仕分けます。図鑑づくりは来月以降に備えるとして、せっかくの野草を、食べられるなら食べてみよう!いつも食べることとつながり合っているのが一枚の畑です。
食べれる野草のうち、スギナ、アップルミント、ハルジオン、ドクダミ、カラスノエンドウ、オオイヌノフグリ、カタバミ、シロツメクサを中心に再度採集して、「野草シロップ」を作りました。去年ハーブコーディアルを作りたいと言って種をまいたジャーマンカモミールやビオラの花もこのタイミングで採集して共に瓶詰めしました。ハーブコーディアルのために植物を育てることは難しかったけど、すでにあるもので組み合わせれば難しくない。あの時の「やってみたい」も一緒にかなえていきます。一部では懐疑のまなざしを感じながら、自然の力を借りれば、私の力技がかたちになる日も遠くないぞ!と意気込んでいます。
畑では、豆類が収穫期。じゃがいもの芽かきをしたり、先月育苗しはじめたサラダ菜を間引いて定植したりして過ごしました。そろそろ夏野菜も始まります。この夏はどんな食べたいを叶えようか、続きます。
松田理沙

“建てもの” の 向こう側には 諏訪 がある
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ものがたりをめぐる物語