アロットメント(貸農園)を始めてから早3か月弱、季節にも大きな変化がありました。6月初めは毎日のように沢山の雨が降り、それ以降は天気が良い日が続いています。先週からは夏日で、今週は30度を越えるイギリスでは猛暑で、毎日水やりにも行っています。
自分で植えた野菜もすくすく育っています。特にトマトとスクウォッシュは、ここぞとばかりに急成長。試しに植えた玉ねぎの小さい苗も、まだ元気そうです。
6月半ばに実が熟してきたのは、ラズベリーとさくらんぼです。
ラズベリーは、きれいなうちに(虫などに食べられたりしないうちに)、赤いものを少し摘むことができました。実はとてもデリケートで、気を付けて採らないとポロポロと実が崩れてしまいます。
ラズベリーには実が黄色いものもあります。これから赤くなるのかと待っていたのですが、これはイエローラズベリーという種類で、黄色い実が熟している状態だということを初めて知りました。
さくらんぼは、6月初めの雨続きの際にかなり実割れしてしまい、赤くなるころには食べられないものも多かったのですが、残ったものはどんどんきれいに色づいていきました。そして、そろそろ収穫というころには、虫食いがあったり腐りかけていたり・・
手のひらほどは収穫できましたが、来年からはちゃんと実にカバーをするのを忘れないようにしようと反省しました。
新しい出会いもありました。これまで、私がアロットメントに行く日に作業する人はあまり見かけなかったのですが、この日は恐らく60代ぐらいの夫婦が作業していたので、お互い「Hello!」と挨拶しました。二人の名前はチャールズさんとジルさん。2年前にアロットメントを始めたそうですが、小さな敷地を効率よく使って本当に丁寧に色んな野菜を育てていらっしゃるので、行く度に感心してしまいます。
私が、雑草と格闘していることを伝えると、彼女たちは、先日由井くん(昔からの呼び方で「くん」と呼ばせていただいています。「さん」だとなんだか違うのです。。)にコメント欄に書いていただいた「No Dig」という方法を使っているとのこと。まず今ある土地に段ボールを敷いて、その上に新しい土を堆肥とともに敷き詰めた方法で育てているそうで、ますます「No Dig」の事を調べてみたくなりました。(実はこれから図書館にその本を取りに行く予定です。)
色々と作業しながら話をしていたら、奥さんのジルさんが、「新じゃがが採れたんだけどどうぞ」とジャガイモとレタスとミントを載せたトレイを渡してくれました。私は少し枝に残っていたさくらんぼを摘んでお裾分けをし、今順調に実っているリンゴもあげる約束をしました。

時を旅する 多摩丘陵 明治元年~|土曜日の会 第6話
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ものがたりをめぐる物語