長野県岡谷市

雨氷

2020/11/08

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災害・病

平成(1989年〜2019年)

2016年2月。中信地域に倒木被害を起こした雨氷です。


松の葉一本一本を直径2cm以上の透き通った氷でコーティングされています。その為、陽の光があたると樹全体がガラス細工のような風情をもち、風が吹いて氷が剥がれ落ちると、ワイングラスを交わした様な音がします。幻想的な姿です。

 

雨氷は、空気中の雨が大気の状態によって、0℃以下になっても凍らない状態(着氷性の雨)になったものが、同じく0℃以下の枝の表面に接した瞬間に凍りつくものとの事。これが霧だと樹氷になり、白っぽい姿になると粗氷と言ったりするらしい。

 

http://www.pref.nagano.lg.jp/ringyosogo/joho/minigijutsu/documents/mini43.pdf

 

この所の温かな日差しもあって、ずいぶん雨氷の姿も減ってきたが、代わりに倒木したり、大きく撓ってしまった痛々しい木々達が目立っていた。
雪が積もる事に比べ20倍の重みになり、大きさによっては1トンほどの重みが数時間で形成されたと考えると納得がいく。

 

同じ風景には戻らない場所も沢山あると思うが、傷ついた瞬間から、感傷に浸らずに再生に向けた活動を開始する姿勢(あたりまえなんだけど)が木々の良い所だなあと思います。

写真

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獲得地域遺産

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